Excelを使っていて、
さっきまで入っていた数式が突然見えなくなったとき、
私は一瞬こう思いました。
「……え?消えた?
保存してない?
いや、Excel壊れた?」
正直、かなり焦ります。
でも安心してください。
ほとんどの場合、数式は消えていません。
「見えなくなっているだけ」です。
この記事では、
Excelで数式が消えたように見える原因と、その直し方を
初心者目線で分かりやすく解説します。
数式が消えたように見えるとはどういう状態?
よくあるのは、次のような状態です。
- セルには計算結果だけが表示されている
- 数式がどこにも見当たらない
- 編集しようとしても、式が見えない
このとき、多くの初心者が
「数式を消してしまった…」
と落ち込みます。
でも、実は
数式はちゃんと残っているケースがほとんどです。
よくある原因① 表示が「結果だけ」になっている
Excelには
数式を表示する/しない切り替え があります。
この設定が変わると、
- 数式が見えない
- 結果だけ表示される
という状態になります。
対処法
- キーボードで
Ctrl + `(バッククォート) - もう一度押すと元に戻ります
私は最初これを知らず、
「どこ押した?」
と一人でパニックになりました。
よくある原因② セルを選択していない
数式は
セルの中ではなく、数式バーに表示されます。
セルをクリックしていないと、
- 数式が表示されない
- 何も書いていないように見える
ことがあります。
対処法
- 数式が入っているセルをクリック
- 画面上の 数式バー を確認
よくある原因③ 表示形式が変わっている
セルの表示形式が変わると、
数式が正しく見えないことがあります。
例:
- 文字列形式
- 非表示設定
対処法
- セルを選択
- 右クリック
- セルの書式設定
- 「標準」に変更
よくある原因④ 条件付き書式で見えなくなっている
条件付き書式で、
- 文字色が白
- 背景と同じ色
になっていると、
数式が「消えた」ように見えます。
対処法
- 文字色を確認
- 条件付き書式を一度解除
よくある原因⑤ 別のセルを見ている
意外と多いのがこれです。
- コピーした
- 別のセルをクリックしていた
結果、
「さっきの数式どこ?」
となります。
対処法
- 元のセル位置を確認
- フィルターや並び替えもチェック
初心者がやりがちなミス
- 数式が消えたと思って打ち直す
- 慌てて元に戻すを連打
- Excelが壊れたと決めつける
私も何度か、
ちゃんと残っていた数式を自分で消しました。
まとめ
- 数式は消えていないことがほとんど
- 表示設定や見方の問題が多い
- Ctrl + ` は覚えておくと便利
- 落ち着いて数式バーを確認
Excelで数式が消えたように見えても、
まずは深呼吸してください。
原因が分かれば、
すぐに元に戻せます。

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