Excelで #REF! エラーが出る原因と解決方法【初心者向け】

Excelで作業していたら、突然セルに

#REF!

と表示されて、
一瞬「え、なにこれ…?」と固まったことはありませんか?

私は最初に見たとき、
「レフ?参考文献?」
と、完全に的外れなことを考えていました。

でも安心してください。
#REF! エラーは Excel初心者がよくやってしまう操作ミス が原因で出るエラーです。

この記事では、
#REF! エラーが出る理由 → その直し方
を、初心者目線で分かりやすく解説します。


#REF! とは何か(超かみ砕いて)

#REF! は、

👉 参照しているセルがなくなりましたよ
というExcelからの警告です。

つまり、
数式の中で「ここを見てね」と指定していたセルが、

  • 削除された
  • 移動された
  • 参照できなくなった

ときに出ます。


よくある原因① 参照しているセルや列を削除した

これが 圧倒的に一番多い原因 です。

例えば、

=A1+B1

という式が入っている状態で、
B列を丸ごと削除すると…

👉 #REF! が表示されます。

対処法

  • 削除する前に数式があるか確認
  • 削除してしまった直後なら
    Ctrl + Z で戻す

私はこれで
「消しちゃダメなやつだった…」
と学びました。


よくある原因② コピー&貼り付けで参照先が壊れた

数式をコピーするとき、

  • 列をまたいで貼り付け
  • 違う場所に貼る

と、
参照していたセルがズレて
存在しない場所を見に行くことがあります。

対処法

  • 数式バーで参照先を確認
  • 正しいセルを指定し直す

よくある原因③ VLOOKUPやXLOOKUPで列を削除した

関数を使っている場合も要注意です。

VLOOKUPやXLOOKUPで、

  • 参照している列
  • 検索範囲の一部

を削除すると、
#REF! が出ることがあります。

対処法

  • 検索範囲を確認
  • 削除した列を含め直す

よくある原因④ シートを削除した

別シートを参照している式で、

  • 参照元のシートを削除
  • 名前を変更

すると、
#REF! エラーになります。

対処法

  • シート名を確認
  • 削除前なら Ctrl + Z
  • 正しいシートを指定し直す

よくある原因⑤ 行や列の挿入・移動で崩れた

削除だけでなく、

  • 行の移動
  • 列の入れ替え

でも、
数式が追い付かず
#REF! が出ることがあります。

対処法

  • 数式を一つずつ確認
  • 必要なら作り直す

初心者がやりがちなミス

  • 何が悪いか分からず放置
  • とりあえず式を書き直す
  • Excelが壊れたと思う
  • 深夜に作業して自爆する

最後のやつ、私はやりました。


まとめ

  • #REF! は「参照先がなくなった」エラー
  • セルや列の削除が一番の原因
  • Ctrl + Z は最初に試す
  • 関数使用時は参照範囲に注意

#REF! は見た目が怖いですが、
Excelが
「見に行く場所がないよ」
と教えてくれているだけです。

原因が分かれば、
落ち着いて直せるようになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました