Excelで作業していると、ある日突然セルに
「#NUM!」
と表示されて、手が止まったことはありませんか。
正直、私は最初これを見たとき
「え、NUMって何?番号?怒られてる?」
と一瞬フリーズしました。
計算式は合っているはずなのに、結果が出ない。
しかも他のエラー(#DIV/0! や #VALUE!)より見慣れない。
でも安心してください。
#NUM! エラーは原因がかなりハッキリしているエラーです。
この記事では、Excel初心者の方に向けて、
- #NUM! とは何なのか
- よくある原因
- 具体的な直し方
を、私が実際につまずいた体験を交えながら分かりやすく解説します。
#NUM! エラーとは何か(超かんたんに)
#NUM! エラーは、ひとことで言うと、
「計算はしようとしたけど、数値の条件がおかしくて無理でした」
というExcelからのメッセージです。
数式そのものが間違っているというより、
使っている数値や条件がExcelの想定外になっています。
よくある原因① 計算結果が大きすぎる・小さすぎる
どんなときに起きる?
たとえば、指数計算や累乗(^)を使ったとき。
=10^1000
このように、現実的でないほど大きな数を計算しようとすると
Excelは処理しきれず #NUM! を出します。
対処法
- 数値が本当に必要な範囲か確認する
- 計算の途中で桁が暴走していないか見る
「勢いで入れた数字」が原因なこと、意外と多いです。
よくある原因② SQRT関数でマイナスを使っている
体験談
私は最初、
「平方根ってなんとなく使えそう」
というノリで SQRT 関数を使いました。
=SQRT(-4)
結果は当然、#NUM!。
なぜ?
平方根は、マイナスの数では計算できません。
これはExcelのルール以前に、数学のルールです。
対処法
- マイナスの値になっていないか確認
- IF関数で条件分岐する
例:
=IF(A1<0,"計算不可",SQRT(A1))
よくある原因③ ローン・利率計算系の関数
該当しやすい関数
- PMT
- RATE
- IRR
これらは、条件が1つでもズレると #NUM! を出しやすいです。
ありがちなミス
- 利率を % ではなく数値で入れていない
- 支払回数が0になっている
- プラス・マイナスの符号が逆
対処法
- 利率は「0.05(5%)」のように正しく入力
- 支払回数が0になっていないか確認
- お金の出入りの符号を統一する
よくある原因④ 計算途中でエラーが発生している
実は #NUM! は、
別のエラーの結果として出ることもあります。
たとえば、
=LOG(A1)
で、A1が 0 やマイナスだと #NUM!。
対処法
- 元データ(参照セル)を1つずつ確認
- IFERROR関数でエラーを防ぐ
=IFERROR(LOG(A1),"計算できません")
よくある原因⑤ 反復計算・循環参照が絡んでいる
少しややこしいですが、
- 自分自身を参照している
- 計算が終わらない構造になっている
この場合も #NUM! が出ることがあります。
対処法
- 数式が自分自身を参照していないか確認
- 循環参照の警告が出ていないか見る
初心者がやりがちなミス
- エラーが出た瞬間に「Excel壊れた」と思う
- 数式だけを見て、数値を見ていない
- コピペで関数を使って中身を理解していない
正直、全部昔の私です。
でも #NUM! は
「落ち着いて数値を見直してね」
というサインだと思えば怖くありません。
まとめ
- #NUM! は「数値の条件がおかしい」エラー
- 数が大きすぎる/マイナス/条件不一致が原因になりやすい
- 関数そのものより、使っている数値を疑う
- IF や IFERROR を使うと初心者でも回避しやすい
最初は
「また変なの出た…」
と焦りますが、慣れると
「あ、はいはいこれね」
と落ち着いて直せるようになります。
私もそうでした。

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