Excelで計算していたら、突然セルに
#DIV/0!
と表示されて、
一瞬「なにこれ?」となったことはありませんか?
私は最初これを見たとき、
「ディブゼロ…?専門用語きた…」
と、意味が分からず固まりました。
でも安心してください。
#DIV/0! は Excel初心者がほぼ100%一度は見るエラー で、
原因も直し方もとてもシンプルです。
#DIV/0! とは何か(超かみ砕いて)
#DIV/0! は、
👉 0で割ろうとしていますよ
というExcelからの注意メッセージです。
例えば、
=10/0
これは計算できませんよね。
Excelも同じで、
割る数が0、または空白 だと
#DIV/0! を表示します。
よくある原因① 割る側のセルが「0」になっている
一番よくある原因です。
=A1/B1
この場合、
B1 が 0 だと #DIV/0! になります。
対処法
- 割る側のセルの数値を確認
- 0が入っていないか見る
私はこれで
「割る数、ゼロやん…」
と自分にツッコミました。
よくある原因② 割る側のセルが「空白」
見た目は何も入っていないセルでも、
Excel的には
👉 0として扱われる
ことがあります。
対処法
- 空白のまま計算しない
- 数値が入るまで計算しない設定にする
よくある原因③ IF関数で条件分岐していない
初心者のうちは、
=A1/B1
と、そのまま割り算しがちです。
でも実務では、
まだ入力途中のセルを割ることが多く、
その結果 #DIV/0! が出ます。
対処法(おすすめ)
IF関数で条件をつけます。
=IF(B1=0,"",A1/B1)
👉 0のときは空白
👉 入力されたら計算
よくある原因④ IFERRORでエラーを隠している
すでに、
=IFERROR(A1/B1,0)
のような式が入っていると、
エラー自体は見えませんが、
結果がずっと0 になることがあります。
対処法
- IFERRORの中身を確認
- なぜ0表示にしているか理解する
私は最初、
「0なのにエラー?」
と混乱しました。
よくある原因⑤ コピーした式で参照先がズレている
数式をコピーすると、
- 割るセルが別の場所になる
- 空白セルを割っている
ことがあります。
対処法
- 数式バーで参照セルを確認
- コピー後は必ず一度見る
初心者がやりがちなミス
- Excelが壊れたと思う
- 式を全部消して書き直す
- 0を消して無理やり計算する
- とりあえず再起動する
私も全部やりました。
まとめ
- #DIV/0! は「0で割っている」だけ
- 割る側のセルが0や空白だと出る
- IF関数で事前に防ぐのが一番安全
- IFERRORは意味を理解して使う
#DIV/0! は怖そうに見えますが、
実は Excelが親切に教えてくれているだけ です。
原因が分かると、
「またこれか」
と落ち着いて対応できるようになります。

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